2017/07/20
自分の家でゆったりマイペースでウクレレを楽しんでいるときは結構いい感じなんだけど、ちょっと誰かの前で演奏しようと思うと、、
あれ??なんで?!全然できない。。。
で、それでまたまた焦って、ぐちゃぐちゃ、、、、。。。
家では結構出来ているんだけど。。。どーして??
「ガズさんー!!!どうしたら人前でもいつものように歌えるようになりますか???」
こういうご質問をすごく頂きますので、こそっとアドバイスをしたいと思います。
ガズレレ的ライブデビューの基本的な事は2年以上前の2015年12月に書いたブログに、相変わらず、いいことしか言わないガズ!的な感じで記されております。下に原文そのままでコピペしますので是非ご覧ください!
まあその前に補足的に私の感覚をお話ししますと、誰かの前で演奏するとき、大規模なステージでも、友達二人の前でも、家で練習しているときを100%だとすると、本番では60%ほどしか、出来ないと思っておいたほうがいいと思います。
だから家でバッチリできてても、本番になると「あれれれ??」となっちゃう。。。
つまり、ステージで「かっこいいー」とか「すてき~」と感じる、その演者の方は、家では150%くらいで来てるので、本番で100%なんですよねー。
150%出来てるということは、もう体に染みついて、完全に自分のものになっている状態というのでしょうか、とにかく、寝ながらでも演奏できる??まあそのくらい歌い込んでいるということです。
でも、まあガズレレ仲間の皆さんはゆるーく日常を音楽で楽しんでおられる方々だと思います。
音楽でプロを目指して1流を目指して突き進む!というスタンスではないでしょうから、そこまでストイックにならなくていいと思いますが、
何かの拍子に、もし誰かの前で演奏する機会があったとしたら、ちょっとだけでも、こんなことを思い出すといいかもしれません。
でも「誰かの前で100%でできるように150%に向けて練習しよう!」っていうのは、何か違和感を感じます。
その逆で、1つの大好きな曲を、歌詞とコードを丸暗記して、どんどん深く掘り下げて、感情を込めて歌って、ふかぁ~く探っているうちに
気がついたら150%になっていた!というイメージがいいですよね。
音楽は「感情」がおおもとです。つまりココロ。
では2年半前に私が書いたブログをご覧くださいー。
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2015-12-09 17:58:32
テーマ:ブログ
ライブをやることになったら、どんなことに気をつければいいのでしょうか?
ギターやウクレレやピアノなどなど、楽器を猛練習している方。バンドを組んで練習している方。歌が大好きでカラオケで歌っている方。ダンスや演劇に夢中の方。
これからステージに立つ方へ向けて。
べつに音楽やパフォーマンスというのは誰かに見て聴いてもらうためのものだけでなく、自分自身と向き合えて、それだけで気持ちがいいものですが、やはり、人前でパフォーマンスするということも、それは最高に楽しいことなのです。
結婚式、パーティー、忘年会新年会、ライブハウス、カフェミニライブ、BARライブ、どれもこれも人前で歌うならライブ。
「緊張するー」が、快感に変わってくる!?
そこで、今までライブをしたことがない方、どうもライブでうまくいかない方、もっと上を目指す方に、カッコよくなって、うまくいく3つの方法を伝授したいと思います!
その① 深呼吸してからはじめること。
ライブの前は緊張しているので体がこわばって、喉もしまって、全部が内向きになっているものです。
おおらかに、落ち着いて、背伸びして胸を開いて、大きな気分ではじめるとリラックスした気分で演奏を始められますよー。
お客様も出演者がこわばって凝り固まっているのをのを見ると、なんだか見ているこっちまで硬くなってしまうような気分になってしまいます。。。
その② 目線を上に上げること。
恥ずかしいし、照れ隠しで下を向いていると喉がふさがって声が出なくボソボソブツブツ歌っているように聴こえてしまいます。ライブというのはお客様に伝えるためのこと。
意識しないと、いままでずっと自分一人や仲間だけで練習してきているので、気がつかないうちに下ばっかり向いているものなのです。
楽譜を見ても構いませんが、クギ付けはダメです。ちょいと見て前を向く。お客さんの顔を見たり、一番向こうの天井の角を見たりすることで、見ているお客様も、なんとなく、歌の世界に入ってきてくれやすくなります。
ずっと下を向いて演奏していると、閉ざしているような、演奏している本人にだけ歌っているような印象になってしまいますので、せっかく練習したのにもったいないですよー!どうせなら下手でも前を向いて、カッコよくやりましょうー。かっこよく&可愛く見えます!
その③ 曲のスピードに気をつける
緊張していると、不思議なことに、テンポがどんどん早くなっていってしまいます。
さらに面白いことに、難しい場所があったとすると、そこがまたさらに早くなってしまうという事実。
ゆっくり演奏した方がいいはずなのに、なぜかその場所に来るとドキドキしてテンポが早くなってしまい、結果、さらに演奏を難しくしてしまう。
普段の練習の時より「ちょっと遅いかな?」くらいで演奏を始め、途中でも「早くなってないかなー?」と、どこかで気をつけましょう。
それを意識していないと、曲の始まりと、最後で全然テンポが違う曲になってしまいますよー。
最後に、私が推奨したいのは「楽譜を見ない」ことです。
「いやいや!絶対ムリ!」という言葉が聞こえてきそうですが、、。
当然ながら皆さん、人前で演奏するということになれば猛練習すると思います。もう心配だし間違えるのが嫌だからひたすら練習する。
そして、そうこうしているうちに、実はもう、その曲の歌詞とコードを覚えているのです。
「でも見ないと心配」
試しに、楽譜を伏せて、歌ってみてください。Aメロくらいまでは覚えていませんか?よーく頭を落ち着かせれば、どんどん思い出せるのでないでしょうか?
なんで見ないのがいいの??かといえば「楽譜を見る」ということに、20%くらい能力を取られてしまう分、歌や演奏に心がこもらないからです。
さらにもったいないのは、もう覚えているのに、それでも確認しようと本番中に楽譜を見るのだけれど、一瞬どこだかわからなくなり、さっと雑念が入り、目で探しているうちに、心も入らず、演奏も止まってしまい、ガタガタ、、、。
覚えていたのに、、、、。
歌詞を覚えるには、頭の中でドラマの映像を自分で作り上げ、それを再生するようなイメージ。
だからまず、落ち着いて、遠くを見て、頭の中でドラマを再生しながら、ゆったりと演奏することで、その曲世界を、お客様に聴いて、感じていただける。
そして「楽譜を見なくても演奏が出来るように努力をする」ということは、普段の生活の中で歌詞を思い出したり、お仕事中にもコードを頭で確認したり、寝ても覚めても、いつでもどこでも、楽器がなくても、音楽に接している、最高に最幸なことなのです。
こういったことが、私がいうところの「音楽人」的なライフスタイル。
一回覚えた曲は、なかなか忘れないものです。
1曲、何も見ずに演奏できる曲があったら、その気持ち良さが分かると思います。
その曲の宇宙を、自分の頭でドラマ化し、演奏者の世界観が混ざり、歌声と演奏で、音楽の力で、外の人に伝わっていく。それがライブ。
ここまで
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まずは、大好きな曲を1曲、楽譜を見ずに演奏できるように、トライしてみませんか?
今まで感じたことがない、新しい「音楽」の姿が、また見えてくると思いますよ。
音楽は「感情」がおおもとです。つまりココロ。
覚えるのは大変かと思われるかもしれませんが、むしろ、楽しいです。
その曲がすっかり頭と身体の中に入った時に、すっとダイレクトに「こころ」にアクセスできるような、そんな感覚。。。
ありがとうございます。
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