いま、この日本は成熟社会なのだそうです。
戦後すぐの頃は、きっとおなかいっぱい食べい!という欲求から始まり、洗濯機、冷蔵庫、テレビを自分の家に置くために、みんな一生懸命、必死になって働いて、子供を授かり、マイホームを購入し、マイカーで旅行し、もうちょっと!もうちょっと!と頑張ってきた素晴らしい戦後復興期。そして経済成長を成し遂げました。
そう、成し遂げました。
そうしたら、どうなったか??
「必要なモノはもうすでに全部ある」時代になりました。
そして、いま必要とされているのは「心の豊かさ」に変わってきたと感じます。
そして以前は一つだけしかなかった理想とされる豊かさや幸せや成功の形が、今はもう各自それぞれが思う形へと変わった王道や正解のない時代。
それは、いまこの日本で生活している方でしたら皆んな、なんとなく気づいているのだと思うのです。
モノの豊かさより心の豊かさ。
では、どうしたら「心の豊かさ」が得られるのでしょうか?
大好きなことに夢中になる。大好きな空間で好きなことをしてゆったり過ごす、大切な人たちと楽しく過ごす、スポーツで自分の体と真正面から向き合う、もう、それこそ、人の数だけそれぞれの心が豊かになる方法はあるのです。
でも、なかには、それが大切になるとわかっているのに、何をしたらよいかわからない方もいらっしゃるでしょう。
特に得意なことも、大好きなこともない。 だから、焦る。
自分だけの「心の豊かさ」を見つけて豊かに暮らしている人たちを見て、自分には見つかってないと不安になる。
そんな方に「音楽」をお勧めいたします。
音楽は私たちが楽しく豊かに生きるために、身体のなかにもともと本能として持っている感覚だからです。
お勧めするというより、音楽をやったほうがいいんです。その理由は以前書いたこちらのブログにもありますが、本当は、どんな人でも歌いたいし踊りたいし描きたいのに、自分でそれを捨ててしまったから。
http://ameblo.jp/gazzlele/entry-12114530885.html
だから、もう一度、上手いとか下手とかいうことを超えて「本能」をやってみれば、夢中になれて、心の豊かさを見つけられるかもしれません。
一番簡単で、一番小さくて、歌が歌える楽器「ウクレレ」から「音楽」を始めてみてはいかがでしょうか?
ありがとうございました。