以前書いた
この投稿から抜粋します。
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僕も皆さんも全ての人間は1日に5つの元気玉を身体が作り出しています。副腎という臓器で元気玉ホルモンを毎日毎日5つ製造して笑ったり元気になったりワクワクしたり免疫機能の調整をしたりしているのです。
しかし私のように骨髄移植などして免疫異常が原因で起こる様々な症状を発症すると内科医の判断で人工的に作った元気玉を飲んで元気機能を強制的に上げて治療します。聞いた事があるかもしれませんが「飲むステロイド剤」です。
素晴らしい発想なんですが良い事ばかりではないのです。
必要以上の元気玉を飲むと内蔵機能などは上昇し症状は緩和するのに、菌やウイルスに簡単に感染してしまい重篤な症状になってしまう危険性があるのです。
移植して自分の免疫とドナーさんの免疫が戦ってしまいあちこちにトラブルを引き起こすGVHDという症状が出てしまいまして、私の場合「貧血」「筋炎」「髄膜炎」などなど書ききれないほどの奇病のオンパレードジェットコースター
そのときその元気玉をなんと
60個!!!!飲みました。
普通の人の自分で作る量が5個なので12倍です。元気になりすぎて夜寝られません。本読み出したら集中力炸裂であっという間に完読。
副作用としては”むくみ”も。顔パンパンです。しかも感染の危険があるので元気モリモリなのに入院。これがキツい。だってギンギンですもの。
少しずつ何ヶ月かかけて60個から減らしていき30?40?ちょっと忘れましたがこの辺りでやっと退院できても、マスク必須の感染要注意!人ごみ禁止!お刺身やレアなステーキなども禁止でした。
それだけではないのです。
今まで毎日毎日こつこつ元気玉5個を製造していた副腎くんが60個もどんどん入ってくるものですから、さぼって製造を止めてしまうのです。。。。
元気玉を飲む量は時間をかけて徐々に減っていき2014年の秋口にはとうとう5つに減り、顔パンパンも治まって来て、4.5に減り4つに、、、、、ん???
副腎がこのタイミングでバシッと再稼働してくれれば良いと思うのですが、もう長期間動いていない副腎くんはまだ寝ぼけててしっかり作ってくれません
人間には元気玉が5個必要なのに4個になると、自分の副腎はまだサボっているので1個分足りなくなる。
そうなると、 どうなるか、、、
「だるー。。。あー何にもしたくなーい」
まさに元気玉エネルギー不足で相当具合悪い、、、。知人にうつ病になって完治した方がいらっしゃいまして、その当時のつらいお話を聞いたことがありましたが、かなり近いのではないかと予想されます。
ヘロヘロになっても副腎くんが自力で動くのを待つしかないのです。
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そして時が経ち、おかげさまで現在は元気玉を3個と2.5個を毎日交互に飲むまでに減らせるまでになりました。
ですから2~2.5個は自分の副腎で、自分の力で作り出せているということです。いいぞ!
先日、最高に晴れ渡ったある日のことウォーキングから帰ってランチをして、とある作業をしていますと、突然にガク~ンと体に違和感。
もうだるくて起きていられない。あれあれ?これ風邪か?めちゃ具合悪い。
仕方がないので寝たのですが、もう気分は最悪で寝られません。ついには頭痛と吐き気も、、、。
妻に「具合悪いよ~」と連絡すると「今朝、薬飲んだ??」
飲んだよ~とは言いながら、ちょっと調べてみると「ん、??あれ??今朝飲んでないかも!」
大慌てて飲みました。
よりによって「元気玉!」である飲むステロイド剤を朝飲み忘れていたようなのです!!!!
少し経つと徐々に症状は収まってきて、あーよかった~と。あんな思いはもう御免なのです。
その元気玉の薬「プレドニゾロン」は米粒を少し大きくしたような小さな薬。
現段階の私はそんな小さなもので、生命全体をコントロールされているんだなあと実感すると共に
元気玉と自分の副腎に感謝をするのでした。
そして昨日は亀のエサとキッチンペーパーを買いに近所のスーパーに出かけ、野菜と納豆とおかずだけを買って帰ってきてしまいました。
幸せボケですね。
でも、薬を飲むのと、これだけは忘れない!
5月16日 GAZZLELE大発表会@代官山 BAR iDyuu
Open18:00 Start19:00 ¥2000
楽しい時間を過ごしましょう~お待ちしています。
ありがとうございました。