このブログで僕が白血病だったという事を知っていただいた方が結構いらっしゃるようです。
まあ、なんと言いましょうかあえて言う事も無かろうと思っていたのと
大変な思いをしたのであえて触れずにいたというところがあります。
しかしながらここ最近は
ホントに起こってしまった事なのだし
それにもう何かが吹っ切れて
全然話しちゃっていいかな
なんて思っております。
それどころか、こんな貴重な経験は無いなとさえ
思えるようになってきました。
病気になる前はバリバリのバンドマンで
メジャーレコードレーベルのお世話になったり
アメリカツアー行ったりと
それはたいそう張り切った活動をしてきまして
その当時の僕の感覚は
「俺は他人とは違うんだぜ!」
というよくわからない自信たっぷりで
尖っていたものです。
しかし病気が疑われ、そして白血病が発覚すると
「俺は普通の人がいい!!!!」
ってゴロッと意見を変えざるを得ませんでした。
まあそれはそれは大変な経験をし
幸いにも適合するドナー様に巡り会えて骨髄移植をさせて頂きましたが
自分とドナーさんの免疫がお互いを敵と見なし身体中で大暴れするという
GVHDと言われる症状にドッカドカ襲われて
それこそ死にそうになって
僕の症状があまりに凄いもんだから次々と研修医や主治医が学会に発表するような
人と違う事ばっかり起こっちゃいまして
また言ってました「俺は普通の人がいい~!普通の人になりたい!」
時は流れ
愛する妻や仲間に支えられて
いまこうして楽しく充実しまくっている毎日を送らせていただいています
それこそ、今こそが
「僕は普通の人とは違うんだな」
と言えるのではないのかなあ
と、ウクレレ弾きながら思ったりしております。
ありがとうございました。
当時リアルで書いていたブログも実はありますのでご興味ある方は
http://d.hatena.ne.jp/monpai69/
の2008年9月から。