雑誌やインターネットで大好きな物事のオリジナルなアイデアを頂き
「いいねー」とか「ここがイマイチ」とか
ワイワイ騒ぎながら想造して、自分のやりたいことに好転させていきます。
音楽ー楽器ーインテリアー洋服ー食べ物ーファッションー文化ーいろいろ
部屋の心地よい雰囲気作りは二人が共通するところですので
色々な方のお部屋インテリアを見ている時に、ふと気がつくことがありました。
その写真の中にすごく良いものがあったとしても、お金を出して買えるものにはあまり興味がないということでした。
それより私たちがグッとくるのは、その人が材料を買ってきて作った机だったり
何かを転用して新しい使い方をするアイデアだったり
長年住んでいた家の木材から家具を作っていたり
お父さんが使っていた椅子を直して長年使っていたり
自分の手で、世界で一つのものを作り出しているDIYを見たときに
「わーすごく良い!」 と感じることでした。
もし凄くかっこよくて居心地の良い部屋があったとしてもそこに住みたくはないのです。
なんでもない部屋を、いかに自分たちの手でかっこよく、居心地の良い部屋にするかが大切なのです。
それをしている「過程」がもっとも大切ですので、嬉しいことに永遠に部屋は完成しないでしょう。
古いマンションの内装をフルリフォームしてリノベーションマンションとして販売しているのをよく見かけますが
私たちにとっては「一番楽しくて一番重要なところを業者さん頼みにしているな」と感じてしまいます。
私はギターを持っていますが、古いヴィンテージギターを所有したことがありません。
ヴィンテージギターは誰もが認める絶対にいい音だと思うし気持ちが良いと思うし
憧れているし手に入れたいという気持ちはあるのですが
私の場合は自分自身の手でギターを育て上げ、自分色に染めたいからです。
最高とわかっているものでは無く、自分の手で育てて最高の1本にしたい。
自分がこれだと決めたギターを長年連れまわして弾き倒して柔らかくなってきて自分色になっていく
その過程が魅力的なのです。
妻は私よりDIY大好きで、思いもよらないモノを作り上げてしまいます。
我が家は妻の手作りグッズに囲まれています。
妻の場合すごく可愛いものをお店などで発見したとすると、頭の中はこうなります。
「あ、これ私作れそうだ」
そして観察して想造し、材料を購入し
お店で見たモノ以上の「世界に一つ」を作り上げてしまいます。
そのように考えていくと「幸せ」も与えられたら面白くないかもしれません。
自分たちのこの手で「幸せ」を作り出さなければ心底満足はしないんだろうなあと
それを作り上げている「過程」こそが
楽しく生きる=幸せ
「幸せ」はゴールでなくて何かをしている途中のようです。
もちろん何かあったときには祝杯を上げたいですけどね!
ありがとうございました。