ウクレレ教室ガズレレに参加してくれた方々や、GAZZ YOUTUBE 動画で私を知ってくださった方々から、よく聞く言葉があります。
「ウクレレって歌謡曲でも演歌でも洋楽でもヒップホップでもな~~んでも出来るんですね!?」
「ウクレレでそんな弾き方出来るんですね」「なんでそんなノリが出せるんですか??」
「歌うまいですね(てへ)」
ウクレレという楽器は昔からあります。
その歴史の中でハワイアンソングが歌われ、ソロウクレレと言われるメロディーとコードを一緒に奏でる技巧派スタイル(ジェイクシマブクロさんのような)が登場し、どんどんまだ発展しているのだと思います。
もちろんどんな音楽でも演奏できることは、何となく、みなさん分かっていることだと思うのですが、なんだかガズレレが新鮮に見える?!(自分で言っているわけですが)
どうしてなのでしょうか???
それは「畑違い」な場所から私GAZZが出てきたからではないかと思うのです。
まずウクレレが大好きな人や、ウクレレを人に伝えるような講師や先生や達人という方は「ウクレレに興味を持って、愛して、技を積んだ」と思うのです。だから歴史から技から音色から、すごく研究しておられ、ウクレレの枠を広げようと邁進していらっしゃるのだと思います。
それに対し、私はもともと、バリバリのロッカーで、バンドマン。ライブハウスで激しい汗だくライブを毎夜毎晩プレイし大手メジャーレコード会社からも沢山CDをリリースしてきました。
ロックどころかパンクやメタルやハードなものがルーツ。その後いろいろなタイプの音楽を吸収し何でもありになって、バンドではボーカルとギター担当で作詞作曲してリーダーでした。
だから、私は自分のことを「ボーカリスト」だと思っています。
ということはボーカリスト・シンガーソングライターから見た目線でウクレレを教えてくれるところがガズレレであるということ。
全く畑違いのところからの切り口だから、しきたりや、決まりごと、順序、秩序、暗黙の了解!?
そういうのがなーーんにもないのです。
ウクレレの楽器自体の美学を教えるということではなく、歌うためのツールとしての素晴らしさを説きます。「歌」が中心のど真ん中にあって、ウクレレはそれをサポートする小さくて便利なツールだと。
だから、歌が中心だから、ウクレレはなるべく簡単に、難しいコードは省略したり置き換えたりして、その分のエネルギーを「歌」に向けよう。
ウクレレは5千円~2万円で充分。安くて丈夫なウクレレをキャンプやBBQにどんどん持ち出してワイワイやろー!
畑違いだからこそ、新発想できる!
畑違いだからこそ、何にも縛られない!
畑違いだからこそ、今までと違うウクレレの良さがわかる!
畑違いだからこそ、一番簡単で一番小さくて歌が歌える楽器が「ウクレレ」なんだ!と気がつくことができたわけです。
私がウクレレを教えるようになったきっかけは2つあります。
①知り合いの女子に「ウクレレ弾きたい~!ガズさん教えてくれない?」たったこの一言から始まった。
②白血病になってしまい、ベッドでいくらシンドくても「音楽」があったからふんばれた。ドナー様、医師家族仲間に支えられ骨髄移植させていただきなんとか復帰して、周りを見たとき、自分をこれだけ救ってくれた「音楽」の素晴らしさを普通の方は知らないんだよなーと気が付いた。
何かあったときに助けてくれる「音楽」を今すぐ始めた方がいいよ!みんな音楽をやるべきだよ!
だから一番簡単で一番小さくて歌が歌える楽器「ウクレレ」で気軽に音楽始めよう!
ね、今度は生き返った畑からの目線も加わっちゃいました。畑違いが、すごいでしょ?
ですから、考えるに
ウクレレなんて、俺のキャラじゃねーよ~
ウクレレなんかダサいー
ウクレレ??俺が??ないない??
そう思っている方こそが、まさに、「畑違い」な人。
興味ないということは、もしやったら、完全に「畑違い」なんです。
その視点で、見ると、色々新しい発見がある。
ウクレレだけじゃなくて、人生すべて。
お仕事でも、パーティーでも、バンドでも、付き合いでも、何でもかんでも「畑違い」が斬新な意見を出し、畑違いだからこそのギャップが最高に面白いし、自分の発見につながる。畑違いが集まった集団はクリエイティブ!!
実際にウクレレ教室ガズレレでは畑違いの方々が集まってきてくれます。みんな畑違い。
だから様々な世代と様々なジャンルの畑違い同士がどんどん繋がって、新しい切り口が拡散してゆく。
畑違いって面白い!!!!
ありがとうございました。