白血病から１０年後　まさかの再会

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2019/03/03

白血病から１０年後の再会

本当によかったなーと言うことがありました。

ガズは１０年前に急性骨髄性白血病になってしまい、あらゆる治療を試みて、最後にはドナー様に巡り合えて骨髄移植をさせていただき、今こうしております。

ドナー様、家族、医療、仲間をはじめ、いろんな方からものすごーーいサポートを受けてきたのですが、この骨髄移植の時の主治医のK先生には本当にお世話になりました。

医師は患者に一通り治療のリスクを説明しなければならず、その説明が、つまりは治るかわからない的な、治ってもあらゆる病気と併発する可能性が、、とか、もうとにかく、ほんとにしんどい話だらけ、、、。

「まじか、、、」「あ～～」だんだん怖くなってくる、ハニーと下を向いて聞いてた、、、でも、やるしかない！

何が起こったって、もうやるしかないんだ！って半べそでK先生に骨髄移植に向けての治療をお願いしました。

それを伝える医師のK先生も、お仕事とはいえ辛いのだろうなーーと思った。

もうその時のK先生はブッダかイエス様か、そんな威厳たっぷり。なんだか、だってもう全開で思いっきり命を預けることしか、できなかった。

なんとか移植を終えた後も自分の免疫とドナーさんの免疫が戦っちゃうGVHDと言う症例がたくさん出ちゃって、ほんとあるとあらゆる病気のジェットコースターみたいに、どっかどっか、ヘンテコな病気にかかりまくった。。ひどい時にはガズがくたばって寝てる横でK先生がハニーに「ちょっと危険な状態です」なんて聞こえてくる夜も。。。

大学病院ですので長ーーーく入院していると担当医師が変わるんです。で紆余曲折あって、何年も入院し、入退院を繰り返した頃、K先生が他の病院に移られたって聞きました。

こうして、なんとかここまで復活できて、ウクレレやガズレレに出会って、音楽三昧な毎日に、感謝。

K先生も、まさかこんなことになってるなんて、ぜっっっっっったいに予想できないと思うな～。。。

と思っていたところ

３～４ヶ月に一度の診察をしてくださってる現在のガズの担当医さんがK先生と学会？などでつながっておられるらしく、こちらのガズの自叙伝的？な超絶いい本「いきなりウクレレ」（主婦の友社刊）を出版した時に、もしK先生や当時お世話になったお医者さんお会いする機会があったらこの本を渡してくださいー！って、お願いしました。