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GAZZLELE

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2015/10/11

みんな違うのが当たり前

ウクレレ教室ガズレレの開催場所は都内各所にあり、その場所まで主に電車で移動しています。
昨日は土曜日で都内に向かう電車はサラリーマンの姿は少なく、行楽やスポーツっぽい乗客の姿がよくみられました。 東京などの大都会では電車が一番スムースな移動手段。見ず知らずの色々な人たちが1両の電車にたくさん乗り合わせています。 向かいには剣道の道具を持った少年たち、あちらにはテニス部の女子、登山の格好をした高齢者たち、隣にはギターを持った女の子がいて、その先にはおじいさんとおばあさんが仲良く座っています。 そこで黙々とスマホを眺めている男性は会社ですごいプロジェクトを任されているかもしれませんし、寝ている女子は有能なマネージャーかもしれません。 そんな色々な方々が狭い電車内で肩を寄せ合って、どこかに向かって移動している。 それぞれが、やりたいこと、夢中になることを見つけて、スポーツや趣味やお仕事に、自分のエネルギーぶつけている。 同じ電車に、偶然乗り合わせて肩を寄せ合いながらも、それぞれ見ている場所はぜんぜん違うんだなあーとボーッと考えていました。 剣道の子は剣道のことを考えていて、テニス部の子はテニスのことを考えている。会社員は仕事のこと家族のこと、バンドマンは音楽のこと、自分のやりたいことを深めて考えて進んで、その人の色で光っている。 それぞれがそれぞれの色で違う方向で光っている、そのカラフルなこと。 剣道をやろうがテニスをやろうが、その人の自由で、やりたいことを思いっきりやるのは楽しい事で、それはダメだとか良いことだとか、そういうものではないです。 「剣道が最高のスポーツなんだから、テニスはやめたほうがいいよ」とか「登山が最高だからバンドなんかやめなさいよ」とは誰も言わない。 みんなが、お互いのことを尊重して、同じ電車でそれぞれの目的地に向かっている。 自分とは違い、理解できなくても、その人にとっては最高の楽しみなのだとわかっている。 この電車1両の偶然乗り合わせた環境を、町に置き換えたり、日本に置き換えたり、地球に置き換えてみると、今まで大きすぎて理解できなかったような難しいことも見えてくるような気もするのです。 みんながそれぞれ好きなことをやって、肩を寄せ合って進み、楽しんでいる素晴らしさ。 みんなが違って当たり前で、違うからこそいろいろな価値が生まれる。 ありがとうございました。

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