「歌の上達」に関しては以前から大変な興味がありましたが、ここ数年ウクレレに接してきた中で、まったく新しい歌の上達法を発見しました!
カラオケでもっと上手に歌いたい!
バンドでヴォーカルをやりたい!
もう少しうまく歌えるコツが知りたい!
歌が上手くなりたい! 歌を上達させたい!
そんな方に 私はウクレレで弾き語りすることを断然お勧めします。
歌を上達させたい方はカラオケやアコースティックギターやピアノで歌の練習をしていると思います。それらは音の低音から高音までの幅(レンジ)がとても広く、音量も十分あり、迫力がある。
そこに自分の声がうまくミックスされて、迫力に混ざって、気持ちが良くなりテンションが上がって、気持ちが良い中で思いっきり歌い上げています。
そのとき、もしマイクを使っている場合、何もしていないようでもシステムによってはコンプレッサーという音を圧縮する機械やリバーブやエコーなどがかかっていたりして、とにかくいい気分で気持ち良く聴こえるようになっていたりもします。
もちろん歌を気持ちよく歌って、気分を高めて歌の練習をするのも大切なことですが、それだけでは少し足りない感覚があるのです。
伴奏を聴いて、リズムに溶け込んで、自分の声の強弱をコントロールし自由に操れるようになることが大切。
ヴォーカルの練習をしてきた多少腕に覚えのある方でも、ウクレレ1本だけの伴奏で歌うと「あれ?なんかいつもと違う」と、感じます。
ウクレレは低音から高音までの音の幅(レンジ)が狭く、迫力が全然ないので、いつもと同じ曲を同じキーで伴奏しても、いつものように気持ち良く歌いにくい。
伴奏と自分の声のダイナミクスやレベルを自分でうまくミックスすることができず、歌の入りの音程が取れなかったり、ピッチが安定しなかったりします。
歌っているときにウクレレ伴奏の音が自分の声でかき消されて不安になり、歌うことに100%集中できないような気分。気持ち良くない。
そこを鍛えれば、歌の表現力が上がります。
大音量になれ親しんだバンドマンだった私自身も、以前はアコースティックギター1本でさえ歌いずらいと感じていました。
ましてやウクレレでは鼻歌ていどの歌しか歌えないなーと思っていましたが、続けているうちに今はウクレレでこそ表現力100%の歌が歌えるようになってきました。
そうなると、たとえ大音量の大ステージで歌うときでも、カラオケでも、どんな状況でも、自分の声のダイナミクスや音量など思い通りにコントロールできるようになってきて、自分自身で「歌」が格段にうまくなったと実感できるようになったのです。
ウクレレ1本でスタイルを出せてカッコよく歌える事ができれば、ピアノでもアコギでもカラオケでもバンドでも、そのときの状況やTPOに合わせ自分の声をコントロールすることが出来るようになり、思い通りに歌えるようになります。
「音響設備が完璧でないと歌えない」人から「どんな状況でも100%で歌える」人へ。
私の教えるウクレレ教室ガズレレの生徒さんにも、ウクレレをマスターし、歌を練習し、作曲し、ステージに立って活躍している方がたくさんいらっしゃって、今日もどこかで素晴らしい歌声を聴かせてくれています。
「ウクレレを弾きながら歌う」これが自分の歌声を自由自在にコントロールし操れるようになる有効なトレーニング方法だったのです。
自分でウクレレを弾きながら歌うことができるようになると
・声の強弱のコントロールができるようになる。
・曲の持つ抑揚、ドラマ、うねりといった表現力をウクレレの伴奏と歌とを一緒にプレイすることで、歌と伴奏との関係性も理解できる。
・リュックサックにポンと収まるウクレレでいつでもどこでも歌の練習ができる。
・絶対条件であるリズム感をモノにできる!
最後のリズム感がキモです。
ウクレレは右手でリズムを刻みキープします。
歌っているなかでエモーショナルにアドリブを聞かせたり、”ため”たり”クッ”たりするときでも右手はリズムをしっかりキープしなくてはならないので、頭の中のリズムキープ力が上がる=リズム感がよくなる。
リズム感の良さは絶対条件。
カッコ良い曲をクールに歌える人は、その曲のリズムとグルーブを身体で感じることで歌の中にもしっかりとしたビートが流れているのです。
カラオケでも、生バンドでも、ウクレレ1本でも、最高の歌を歌えるようになるためのトレーニング。
一番小さく、一番簡単で歌える楽器。
迫力がなく、レンジが狭い「ウクレレ」で歌の練習をすれば歌の全体レベルが上がります。
ボイストレーニング、発声練習というよりは「歌うこと」全体に関わるトレーニングです。
ボーカルトレーニング、ボーカリスト養成ウクレレ教室ガズレレはマンツーマン個人レッスンをオススメ致します。こちらまでお気軽にご連絡ください。
http://makogazz.wix.com/gazzlele#!shucchou/c54a
そして私が過去に書いた「歌とウクレレ」に関する関連記事です。
http://ameblo.jp/gazzlele/entry-12076283677.html
http://ameblo.jp/gazzlele/entry-12057637286.html
http://ameblo.jp/gazzlele/entry-12078535460.html
ありがとうございました。