ちまたを大賑わいさせていると噂の「ふなっしー」
いまさら古い!と思われるかもしれませんが、妻の同僚が大好きだということで何がそんなにいいのかな?と見てみますと
あの動き?ハイテンション?ジャンプ?素早い動き?他のユルキャラとふなっしーの何がそんなに違うのか??
私が思うに、多分「しゃべるから」ではないのかなと思いました。
いままでの被り物ユルキャラたちは、暗黙の了解?なのかお約束なのか分かりませんが、まったくしゃべらないですよね?ふなっしーはすごい勢いでおしゃべりしまくりです。考えてみれば今までそんなユルキャラはいなかったのではないでしょうか?
ふなっしーは今までの型をブチ破った革新者だったということです。まさに既成概念をぶち壊すアーティスト!
しかし、なんで今までのゆるキャラはしゃべらなかったか?こうしてふなっしーがしゃべったからこそ、そんな既成概念があったことに気がつかされます。
ちょっと見落としてしまいがちですが、きっとこんな新しい価値感が、まだまだ世の中には隠れているのだろうなと感じます。
あ!?みなさんとっくに気がついていたのでしょうか??ともあれ、、、
私たちは知らないうちに、世間一般の既成概念というわけのわからない箱の中にいるのかもしれませんね?
世の中を見ていて「その手があったか??」と思うこともたくさんありますが、ふなっしーのように、笑いの中にかき消されてしまった、その「新しさ」にまったく気がつかない斬新な価値もあるんだなあと感じます。
私たちが「お!」と気がつく「新しさ」という感覚はありますが、本当に「新しい物事」とは、それが「新しい」と思われることさえないのかもしれません。
大好きな岡本太郎さんは、こんな言葉を残しています。
「新しいと思われたら、それはもう新しくない。人々に理解されないものが新しい」少し難しい表現ですが、深いと思います。
気がつかないうちに、次々と面白い革新的な新しいことが起こっているかもしれません。ワクワク。
ありがとうございました。