ご飯を食べたり、洋服を購入したり、映画を見たり
家賃を払ったり、車を買ったり、旅行に行ったり
医療保険を払ったり、年金を払ったり
デートに行ったり、ギターを買ったり、本を買ったり、家電を買ったり、
とにかく私たちはお金というものを使っています。
そして、そのお金を使うのにはお金が必要ですので、お仕事をしてお金を稼いでいるのです。
さて、少しお金を使うということを考えてみたいと思います。
ずばり
「お金は自分のために払う」
という事実です。
はじめに書いた ”ご飯を食べたり、洋服を購入したり、映画を見たり~etc…”
これらは全て自分のためになるからお金を払っているのです。
例えばバンド、もっと例えばドリカムのライブやCDにお金を払うというのは
何十万人もいる一人一人のお客さんがそれぞれ自分自身の経験や現状で自身が感動し、共感し、自分自身の心を振るわせるためにお金を払っているのであって
ドリカムの演奏や演出は確かに素晴らしいですが、そこにお金を払っているのではないということです。
ドリカムに行って感動して共感して泣いて感動する自分の体験にお金を払いたいのです。
つまりドリカムの何が素晴らしいのかは、たくさんの人が共感して泣いて喜べる時間と空間を提供していることだと思います。
居酒屋でワイワイやるのも、楽しむ為、考えるきっかけを得るため、酔って気持ちよくなる為
自分の為にお金を払っているだけで、居酒屋さんを評価するためではないのです。
レストランで高価なディナーを食べるのは自分が美味しい食事と素晴らしい時を過ごすために自分に払っているのであって
そのレストランに人気が出て、ミシュランで星を獲得することができればいいのになどという他人のために払っているのではないということです。
逆にお金を頂こうと考えているならば、どんな時に自分が気持ちよくお金を払っているのかを参考にすれば良いと思います。
そして「自分のためにならない」と感じたら、そこには二度とお金を払いたくありませんよね?
まずかった、すぐ壊れた、つまらなかった、退屈だった、
気持ちよくお金を使うということは、気持ちが良いのは当然です。
お金は自分が喜ぶ自分のために対して払っているのですから。
お金を払うのも頂くのも、スカッと気持ちよくいけたら楽しいし嬉しいし幸せです。
ありがとうございました。