新年あけましておめでとうございます。
東京で過ごすお正月はなかなか正月気分が味わえませんので、出来るだけ実家に戻りゆっくりお正月を迎えることにしています。
そして元旦に実家のリビングでおせちを食べながらホロ酔いで書いております。
以前の私はお正月などの行事は「やってもやらくても一緒」だと考えていました。
お正月もクリスマスも誕生日も節分もただの通常の1日。
しかし今は違います。
できるだけその気分に浸ることを楽しんでいます。
私と妻は付き合い始めてもう少しで20年、結婚して13年目になります。
出会ってしばらくして一緒に住むようになり、毎日充実して楽しい日々を送っていたそんな時
結婚はどうするのかとお互い漠然と考えて始めていました。
私は音楽やバンド活動が生活の中心で夢に突き進んでいましたので、音楽で成功したら結婚しようと考えていましたが、そう上手くはいきません。
「もう一緒に住んでいるのだし、結婚という世間が勝手に決めたルールに従うことはない。そんなものに振り回されなくてもいいのではないか」と考え始めました。
愛し合っていれば世間に「結婚しました」と宣言しなくてもいいのではないか。
「やってもやらくても一緒」ではないかと考えていたのです。
重大な物事を決意するときは悩みますし先送りしたくなります。
自分に自信が持てずにいたので、そんな理由を無理やりつけていたのかもしれません。
そんなある日、私は発想の逆転をしてみたのです。
「やってもやらくても一緒」ならばやってみてもいいのではないのか。
どちらでもいいなら結果はともかく、それをやった方が冒険心をくすぐる楽しい道。
「やってもやらなくても一緒」だと思い、やらない選択をしたならその先は今と変わらず変化は無しの人生です。
そうして僕らは結婚しました。
とても良かったです。その時の自分達にありがとうの感謝を贈りたいです。
白血病で長期入院していた時はどうでもよかったお正月やクリスマスが輝いて見えていたという思いもありますが、クリスマスやお正月で世間がワイワイやっているとき「やってもやらくても一緒」ならばそこに入っていきノリノリでやってみてもいいのではないのか。
もしかしたら楽しいし、私はそう思えるようになってからとても楽しんでいます。
なにかあったとき「どちらでもいい事だ」と思うなら
①今のまま→変化なし
②動くほう→未知の世界
後者の方がどこか新しい可能性を感じるようなワクワク楽しそうな気配もします。
「やってもやらくても一緒」に出会ったら、今の時点で自分がもっていない方を選んだら新しい経験ができます。
お正月、クリスマス、お誕生日、結婚記念日、結婚式記念日、病気回復記念日
お子さんがいらっしゃる方なら初めて喋った記念日。恋人同士なら手をつないだ記念日。会社員なら課長昇進記念日。ウクレレ始めたらウクレレ記念日。
そんな日が多いほうが楽しい。
そしてそういう日を増やしていきたい。
「やってもやらくても一緒」ならばやってみましょう。
本年もそんな気軽で楽しい気分満載でどうぞよろしくお願い致します。
ありがとうございました。