2022/01/20
数多ある曲って、どうやってできてるのでしょうか?
それは〜曲を作った人・曲を書いた人の頭の中にあった、漠然としたイメージが、形になったものなんですよねー。
そのイメージを、頭から外に出して、さらに、どんどん広めていくことなんです。
頭の中にあった、最初のイメージっていうのは、つまり、原石。
その原石に、いろんな磨きをかけて、いろんな洋服を着せて、いろんなアクセサリーをつけて、そして、私たちの耳に入ってくる。
音楽家・ミュージシャンっていうのは、曲の原石をイメージ作ることはもちろんなのですが、
この原石に「いろんな磨きをかけて、いろんな洋服を着せて、いろんなアクセサリーをつけて」というところにも、実は、ものすごくこだわっていて、
そのアレンジ=装飾次第で、ものすごくイメージが変わるから、いろいろ考えて、その原石を、どうしたらよりよくなるか?カッコよくなるか?素敵になるか?
って、考えまくっているんです。
で、そういうテクニックもたくさんあるわけで、そういう引き出しが多い人がプロデューサーやアレンジャーや、ディレクター的なミュージシャンになるのだと思います。
そして、そういう活動全てがミュージシャンだったんです。
で、ガズが簡単ウクレレ教室ガズレレでやっていることって、その、まるで、逆。
飾りをはがしていくようなこと。
その曲を飾り付けを、ガズが1枚づつ剝ぎ取っちゃう。
全部はがすと、もう、そのまんまの、めちゃシンプルな「原石」が出てくるんです。
この原石が、音楽を始めたばかりの方にとって、すごく、わかりやすくて、伝わりやすいものに、なっているんだなーーって、最近よくわかってきました。
あの曲って、原石は、こんなにシンプルなんだ!!!ってみんな驚くと思う。
で、ガズレレって、音楽をやったことないみんなに、どんどんやったらいいじゃん!って言いたいの。
音楽を聴くのは最高~だけど、やるのはもっとサイコー!
「音楽」って誰かに褒められるためとか、評価のためにやるんじゃなくって、自分が楽しむためにやるんだよって。
で、いつもそうなんですけれど、この「音楽」という言葉を「人生」に変えちゃうのがガズレレ流。
そうするとこうなる。
自分の人生を”やった”ことないみんなに、どんどんやったらいいじゃん!って言いたいの。
誰かの人生を見聞きするのはサイコーだけど、自分の人生を自分で”やる”のは、もっとサイコー!
「人生」って誰かに褒められるためとか、評価のためにやるんじゃなくって、自分が楽しむためにやるんだよって。
で、ガズレレって、剥がしちゃうわけよ。
何でもかんでも。
原石になるまで、剥がしちゃう。
そうすると、ついさっきまでかっこよく、おしゃれで、スタイリッシュに、クールに、世渡り上手に、うまいことやってる人も、
ガズレレでウクレレやると、もう、まっすぐピュアな少年少女に、あっという間に、戻っちゃう。
音楽で、ガズレレで、あれ?
ぽろっと原石が出ちゃう。
今まで、自分を凄く見せたり、上を目指したり、社会人なんだからこのくらいのことはって思ってたり、大人なんだからこんなことやっちゃダメだってなってたり、
そうやって、自分を高めていくのが、今までの、賢くて、堅実で、誠実で、由緒正しい生き方だった。
けど、逆なんだな。
これからは、まるで逆に、どれだけ、自分をはがしていけるか??
周りの目だとか、大人だとか、社会人だからとか、そういう何かで自分の奥底にある「原石」を隠してきちゃった。
だから、はがして、出してあげたら、いいと思います。
10歳20歳30歳40歳50歳だって60だって70だって、まだまだ何歳だって、もともとの原石は、まっすぐピュアな少年少女。
はしゃげば良いし、調子に乗っていけば良いし、楽しそうならどんどんやれば良いし、そう、だって、誰も見てないのにね、どんどんやったら良い。
原石は隠しちゃだめで、どんどん出しちゃって良いんですよ。
それが、これからの時代を楽しむ秘訣かもしれないなーーー。なんて。
そしてミュージシャンは、あんなに小さなウクレレたった一本で、簡単コードで、4つ弾きでも、なんの装飾をしなくても、ぐっと伝わる曲をつくらないとね。
あれ?簡単コードで、4つ弾きでも、いい曲出来るんだったら、始めたばかりの、そこのあなただって、出来そうじゃないですか???
だからね??
もう、みんな、すでにミュージシャン!!!
ありがとうございます。
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