それこそ、原始時代?までさかのぼって考えてみますと、多分、きっと、
その日あった嬉しいことや悲しいことを、鼻歌みたいに歌ったり、メロディーにしたり、リズムにしたり、していたのだと思うのです。
それは、上手とか、ヘタとかではなくて、自分の気持ちが、ただ、音という形で体から外に溢れ出したモノ。
嬉しい時はスキップするように、悲しい時は涙が流れるように、シンプルに、その時の感情がメロディーと言葉とリズムにのって飛び出してきた。
そういう原点を考えてみれば、なんとなく、音楽というのは、どんな人でもやっている、食事をするような、歩くような、日々の生活の中に自然に出てくる行為なのだと思うのです。
でも、なぜか、今の時代、音楽をやっているというと
「何か特別な才能がある人だけが、物凄くアーティスティックなことをやっている」
というイメージがあるのは不思議なことです。
ただ、そういう音楽の原始的な考え方は、私たちはもう忘れてしまっているかもしれません。
どうしましょう??
はじめは、大好きなミュージシャンやバンドの曲を「自分でやってみる」ことから、もう一度やってみるのがいいと思います。
そうすると、その曲を作った人の心の様子や、コードや音の使い方をどんどん吸収できます。
つまり、最終的に、ご自身の、その日あった嬉しいことや悲しいことを、鼻歌みたいに歌ったり、メロディーにしたりする方法を、その曲たちから教えてもらえるわけです。
好きな曲を夢中で歌って演奏しているうちに、そういう能力を養っているわけです。
だから、原始人的に、食事やスキップするみたいに、無邪気に音楽に接したら、楽しい。
今から、音楽を始めるなら、一番簡単で、一番小さくて歌が歌える楽器「ウクレレ」をオススメいたします。
ありがとうございました。