皆さんが幼児だった頃もそうしていたはずなのに、どうして大人になった今は大声で歌い、床にでかい絵を描き、爆発させていないのでしょうか?
小学校に入った時くらいからそれは始まります。コンクールなどで絵を張り出され比べられる。歌が上手いとか下手だとか言われるようになり、本当は歌いたいし絵を描きたいけれど、下手と言われるのが恥ずかしいし嫌になり、やめてしまう。
逆にそのときにすごく褒められた子がミュージシャンやデザイナーや絵描きになって行くのかもしれません。上手くても下手でも、みんなと同じが良くて目立ちたくない。目立つのが嫌だという人もいるかもしれません。
まあ、ほとんどの方は、本心である歌いたい気持ちを押し殺したまま大人になってしまったのです。
「本心を閉じ込めている」そういう状態は、どこかで何か引っかかっているような何か爽快ではない気分。こういうことがいろいろ積み重なって行くと知らないうちにギスギスし、人間関係に支障が出たり、悩みこんだり、素直になれなかったり、色々がうまくいかなかったりするかもれません。
それをまず、たった一つでも解放してあげられれば良くなるきっかけになるかもしれません。
そんな中、青春時代になると、好きなバンドやミュージシャンが現れ、ファンになりコンサートやライブに行き、また音楽に興味を持っていきます。気持ちよく表現しているバンドやミュージシャンに憧れて眺めて聴いて共感して、音楽と、また少しつながる。
大人になってから飲み会~の二次会。皆さん結構カラオケに行きませんか?
あんなに歌うのが恥ずかしいはずだったのに、お酒の力を借りて歌うことで、下手でもなんでも思い切り歌う。自分が忘れかけて押し殺している「歌いたい」が知らず知らずに顔を出し、本心を解き放っているような。
子どもの頃に、奥にしまいこんだ音楽欲「歌いたい」という本心がモゾモゾとジワジワと顔を出しているのです。
別に歌手としてプロになるわけではなく、人間としても基本的欲求として歌を歌うのですから、下手とか上手いとかではなく、ライフワーク。
ご飯の食べ方が下手だからといって晩御飯を食べない人はいません。
音楽が大好きでたくさん聴いているかもしれませんが、自分で音楽しているわけではなく、聴いているだけです。
音楽を「聴く」ことから「やる」ことへ変える
さあ、歌おう! まずどうするか??
カラオケは機械と場所と電源がないとできませんし、何かもっと素朴に、自分で演奏したい。
ギターやピアノなら最高ですが、今から始めるのでは相当な難しさですし、歌うのをサポートしてくれれば良いわけで、ギターやピアノをマスターするのが目的ではありませんよね。
だからこそ、ウクレレ。
一番小さくて、一番簡単で、一緒に歌える、弾き語りができる、電源入らずの夢のような楽器。
始めたその日に90分で5曲は演奏できるようになります。さて、このペースで続けていけば1年後には? 2年後には?
その間、歌詞とメロディーとコードとリズムに夢中になり、どんどん音楽人に変わっていく。
いや、奥にしまいこんだ音楽人に戻っていく。 本来の輝きを取り戻して豊かになっていく。
押さえ込んでいるものは解き放ってあげましょー
今日は私の43歳の誕生日です。
ガズレレを初めて2年半もたち、骨髄移植させていただいてからもう少しで6年で、愛妻と結婚して14年目に突入!
いろいろな人の助けがなければ私はここになかったと痛感しております。本当にいつもありがとうございます。
私が嬉しいのは、こうした考えで始めたウクレレ教室で、皆さんがどんどん音楽人になられているということ。
当たり前に生活の中に音楽が入りこんでくれていることが嬉しいです。
音楽は「聴く」ことではなく「やる」こと
簡単ウクレレ教室ガズレレでお待ちしていますー
ライブ出演依頼も大歓迎ですー
講演会やワークショップやセミナーもお問い合わせくださいー
ありがとうございました。