フジロックフェスやライジングサンのように、どんなに大きなイベントでも、最初はきっとたった一人の人が「やりたい!」と思うところから始まっているのだと思います。
そして周りの方々の協力を経て大変な準備と予算と交渉を続けて、やっとの思いで実際にイベントが行われる。
いざイベントをやってみると、大喜びで大盛り上がりな方もいらっしゃれば、トイレが足りないなどの不備の指摘や、評論家のようにダメ出しする方もいらっしゃる。
お客さんがあまり来なかったり、進行や段取りが悪かったりと自己分析での反省点も山ほど出てきます。
もう開催できない理由や無理な事実ばかりが集まってくるけれど、たった一つの「やりたい!」という気持ちには勝てない。
「もうやめたー」と思いたくなる時もある。かもしれませんが、達成感を味わい、新たな妄想を抱いて、また次のイベントに向けて進む。
毎回反省を重ね、バージョンアップして、お客さんも出演者も出店者もスポンサーも、全部が大喜びするようなイベントになるように。
一人の人が言い出したことに皆んなが寄ってたかって盛り上げて、その人の夢を叶えるために協力している。
これは何もロックフェスだけではなく、会社での新規事業や、新企画、PRイベントなども、最初にアイデアを出すのは、ここでもきっと「たった一人」
そのビジョンを社員や仲間やコミュニティーが共有して、その企画が成功するように皆んなが寄ってたかって盛り上げて、その人の夢を叶えるために協力している。
そして気がつけば、その人の夢だったものが自分の夢に変わっているような感覚。
昨日は渋谷で「いちゃりばちょうDAY」というイベントが開催され、私がギターを弾く「ファットカズヤバンド」も出演させていただきました。
このイベントは沖縄出身のミュージシャンこーさく君が色々な思いを込めて10年も続けているイベントで、東京で開催される沖縄ロックフェスの大定番になりつつあります。昨夜は大盛況の大成功だったのではないでしょうか?感謝!
このイベントもこーさく君の言い出したことに皆んなが寄ってたかって盛り上げて、その人の夢を叶えるために協力している。
人の力になれるということは大変嬉しいです!
ですが、協力しているだけでは、それだけではまたつまらない。
それぞれが新しいまだ見ぬアイデアを考え、新しいコンセプトを持ち、大きな声で「自分はこれをやりたい!」と何かを始めてみればいいと思います。
みんなが皆んなオリジナリティーのある自分のやりたいことを言い出せば、またまた皆んなが寄ってたかって盛り上げてくれて、それぞれの人の夢を叶えるために協力し合えるような、そんな関係が素敵だなあ~と渋谷のライブハウスでライブを見ながら思いました。
今週末9/19に長野県飯田市で初開催される「焼来肉ロックフェス」も一人の男の「やりたい!」という想いから始まったそうです。
それを皆んなが寄ってたかって盛り上げて、その人の夢を叶えるために協力し、その夢が皆んなのものに変わって行き、いよいよ開催されます。
そして考えます、では、自分は何しようかなー?と。
願わなければ、何も始まらないのですから。
ありがとうございました。