この春の香り、日差し、気温、ワクワクします。
まだまだ弱っちい一面もある私の身体は冬の寒さには弱いので、身体も心も春がやってくると何かみなぎって来るような感覚があります。
小学校6年生も4月から中学生ですし、中学3年生は4月から高校生か社会人になります。
みんな新しい扉を開くのが春という季節です。
そして私が白血病になってしまった2008年に生まれた子供たちは、なんと今年で小学校入学!
ピカピカの一年生になるのであります。
その7年間の間に、私はたくさんの方々に支えていただき、身体も心も何かみなぎって来るような感覚を得られるまで復活しました。
以前
このブログに書いた飲むステロイド「元気玉」プレドニゾロンも60個スタートから減ったり増えたりを繰り返し
なんと現在は1日3個=3mgにまで減量できました。
その薬を長期飲んでいると副作用で顔などがパンパンにむくんでしまう「ムーンフェイス」の症状が出ます。
少し前まではその影響でパンパンのアンパンマンだった私の顔も、5個を切ったあたりから元どおりのスッキリ顔に戻ってきました。
笑う時に頬が邪魔にならないという嬉しさと、パンパンでない自分の顔の懐かしさが春の香りと混ざってとてもいい気分です。
私は自分がフラをやってみたくて、お友達のフラダンサーKAOさんに先生をお願いしてガズレレKAOフラレッスンを開催しております。
KAOフラレッスンは運動にもなるしバランス感も養えるし体幹も鍛えられ踊るようになれる楽しいアクティビティです。
顔とKAOさん。というわけではありませんが、KAO先生が皆の前でフラのお手本を踊ってくださる時の顔が、それはまた大変素晴らしいのです。
もう一瞬にして周りの人間の心をぐっと鷲掴みする、あの落ち着いた安心感のある海や大地のような笑顔。
私はいつもそれを見ながら思うのです。
「自分はあんなにいい顔できるかな?できているかな?」
楽しく生き生きしている人はいい顔だと思います。
薬でパンパンでも怪我してても病気があっても肌荒れがあってもいい顔だと思います。
楽しんでいる人、充実している人、いい歌を歌う人、いい演奏をする人、愛し合っている人、何かにのめりこんでいる人、ワクワクしている人、好きなことに突き進んでいる人、幸せな人、心がある人、
その顔を観察してみてください。みんないい顔していませんか?
私もこの4月からはいい顔していこうと思いました。と言うよりも、いい顔になるように過ごしていこうと思います。
そして、そういったことに関心を持てるようになったのも、本当に病気から立ち直れているからこそだと思います。
少し前まではどんな状態であっても「生きてる」ということだけで良かったというのに
いまはもうあれもこれもワクワク楽しい!欲張りさんです。
ありがとうございました。