「何かに夢中になりたいんだけどやりたいことがわからないよ~」
「学生だけど将来なりたいものがなくて困るし焦る~」
「みんな楽しそうなのに僕は本当に取り柄がなくて趣味もないんだ~」
こんな言葉をたまに聞いたりする時があります。
若い方ばかりかと思えばそうでもなく、中高年の方でもこんな雰囲気のことをポロっと。
そんな方々に私がまず最初の一歩を踏み出すきっかけ。その方が好きなことを見つける簡単な方法を教えます。
それは、、、
「一番お金を使っている」ことがあなたが一番好きなことですよ。
ということです。
当たり前なことですが、私たちがお金を払うのはそれが好きだからです。
興味のないものにはお金は払いません。
いくら無趣味だという方でも食事はするし、洋服は買うし、たまには飲みにも行くでしょう。
その中で食事代が一番という方は食べるのが好きなので、食べ歩きもいいし料理するのもいい
洋服をよく買うなら「私の趣味はファッションだ!」と日々洋服屋さん巡りをし雑誌を買い没頭すればいい
将来なりたい職がないという方は、今一番お金を使っていることが向いているのではないでしょうか?
使う先がなくて貯金ばかりしている方は「節約&貯蓄が趣味」なのです。
病気がちで医療費ばかりという方は「健康」に興味があるのでそういった本やネットで情報収集していらっしゃることでしょう。
生きがいとか趣味とかいうものは何か他人より優れていて自分だけが持つものではなくて
「どれだけ楽しいか」だけだと思います。
自分が好きなことをやることは、自分が楽しく輝くことで、皆さんの拍手喝采を浴びるようなこととは関係ありません。
自分自身が安心していられる居場所があるかどうかだと思います。
このブログの最初に出てきた言葉たちを裏返せば「自分の居場所がない」ということになるかもしれません。
自分の居場所を探してもそれは見つからず、好きなことをただやっていれば居場所は見つかる。
趣味が高じて突き詰めて
その道のプロになったという羨ましく素晴らしい方々がいらっしゃいます。彼らも同じことです。
プロの多くはその稼ぎで道具や機材やそれにつながる経験などを手に入れるためにお金を払っていると思うのです。
パティシエさんなら休日はケーキ屋巡り、ミュージシャンなら楽器や機材やライブ鑑賞、大工さんなら工具や建築物巡りなどなど。
お金の行き先を見れば、何に興味があるのか一目瞭然ですね。
お金というのは大変面白くて興味深いです。
私が白血病~骨髄移植で入院していた時に感じたことは、大金持ちでも貧乏でも入院したら同じということです。
そういった状況になってしまった時、一般社会とは違う観点が出てきます。お金を多く払っても病気はどうなるかわからないのです。
そんな時こそ、その人が「今まで幸せだったかどうか」がとても大事に思われました。
そんな時に自分と対話し「自分は幸せだったのか?」と問うからです。
好きなことにどんどんお金を使って
大好きなことに囲まれて
自分が好きなことはこれだ!と認識して
興味あることは三日坊主大歓迎チャレンジで楽しく生きる
そこが安心していられる居場所になります。
「歌うことは本能だ!」私が教えるUKULELEガズレレも最高に素敵な居場所ですよ~。
ありがとうございました。