いろいろなも商品やサービスを買って我々は生活しています。
しかし、ありきたりな言葉かもしれませんが「お金で買えないもの」はあると思います。
人と人のつながり、何かに気づかせてくれる人間関係
愛する妻の存在、家族とのつながり、仲間
最高の夜になった先日のガズレレウクレレ発表会の雰囲気もそれに当たると感じました。
こんな雰囲気
http://youtu.be/lyRrEnruq0c?list=UUDTOqhQkKrS3K15htCakR6A
何十万、何百万円支払っても出来ないことだと思いました。皆さんに感謝します。
楽しく充実して生きていくためには楽しい人たちと一緒にいたり
好きな人と時間を共にしたり、いろんな妄想をしたり、やりたいことをやる。
心がリッチな状態がいいですよね。
お金の価値はどうでしょうか?
以前友人とお寿司を食べに行きました。
彼はイカが大好物でたくさんイカを食べていました。
私が本当にイカが好きなんだね?と尋ねると
「僕はイカが大好物なんだよ。だから大トロよりもしイカが高価だったとしてもイカをたくさん食べるね。」
と聞いたときに、それはそうだなと変に考えさせられてしまいました。
大トロがもしイワシくらいの価格だとしてもみんな夢中になるのかな?
もしイワシが高価だったらセレブの食卓のメインになれるのかな?
希少価値にお金を払っているのか、その味そのものに払っているのか?
美味しければそれで良しですね。
私も含めてみんなお金持ちになりたいと願うと思います。
しかし、もしお金があったらそれに振り回されるような気もしてしまいます。
例えば「1000万円の現金をあなたにあげるよ」なんて事があったとします。
抱え込んで銀行に向かう間にすれ違う人々全員が泥棒に見えてくるかもしれません。
落ち着きませんよね。
さっさと銀行に行って1秒でも早く手放したいと思うでしょう。
さっき財布に一万円しか入っていなかった時のような自由感はそこにはないのです。
そして銀行に預けておいても、ただ何かに使う権利があるだけです。
使わないのなら抽選前のジャンボ宝クジを眺めているのとなんら変わりません。
そして財産やお金を持ったらそれを管理しなければなりません。
先日の事ですが、長年連れ添った大切な愛機ギブソンのアコースティックギターを先輩に売却しました。
その方はギターを大切にしてくれる上に、頻繁にライブで使用してくれます。
常に第一線で活躍させてあげたかったギターでしたのですごく嬉しかったのと同時に、
自分の財産を減らして気が楽になりました。
2本あったアコースティックギターは今はもうたった1本になりましたが
私の場合、愛するギターは少ない方が良いみたいです。
八百屋さんやスーパーで買い物する時にお金を支払います。
野菜本来の価値はもちろんですが、
農家さんから流通会社、市場、問屋、お店など口に入るまでに関わった人へのお礼として
そしてまた、私たちにそのお金を届けてくれた会社や社会に対してのお礼として
感謝とともにお支払いするのが良いなあと思っています。
お金やお札は”ありがとう”という気持ちの上に乗せる「のし紙」だと考えてみるのも面白いと思いませんか?
嫌なものにはみなさんお金は払いませんよね?
だから使うときは気持ちの「のし紙」として。
お金にはパワーがありますのでたくさんあればエネルギッシュになると思います。
私が病気になった時も加入していた医療保険が下りたので、不安要素の一つであった金銭面に関してかなり安心できました。
ないよりはあったほうがワクワクしますし、何しようかなと考えるのも楽しい時間です。
でも本当に大事なものはお金では買えないということも意識していたいと思います。
ありがとうございました。