ウクレレ教室ガズレレでたくさんの人たちに出会うわけなのですが、まず、皆さん最初、頭が混乱してしまうようです。
どんなことで混乱するかというと、弦とフレットの関係や。右手と左手のタイミングや、3つのことを一緒にやる感じとか、ちょっとしたことを忘れちゃうとか。もちろんすぐ慣れますが、ガズ先生の話だけ聞いている分にはすぐできそうなきがするのに、実際ウクレレを使っていざやってみると、あれ?なんだ
か、あれれ??
これが、また、不思議なことに、小学生でも、中学生でも、高校生や現役バリバリの有名大学生でも、同じようにゴチャゴチャになってる。
ちょっと年配の方は「あーもう年だから分からないよー」必ずこうおっしゃるのですが、大学生だってゴチャゴチャになってるんですからそういうものではなさそうですよね。
これはですね、多分、脳みその、日常生活では使わないところを、使うからではないかなーと思ってきました。
今まで生きてきて、必要なことは脳みそが学習して鍛えられているはずですよね。ということは、今までは必要ではないと感じてきたわけです。
でも、ちょっとウクレレをきっかけに「音楽」を始めてみようかなーと思った途端、そこを使うことになる。使ってなかった脳みそのどこかがムズムズしてくる。
これが、気持ちがいいんです。
だから、はまる。
私がよく言っていることですが、私たちは生まれつきもともと「歌う」「踊る」「絵を描く」ことが標準装備でした。それをやることで自分一人で勝手に楽しく幸せになれる方法を持っていて、幼児の頃は、それを毎日毎日やっていたのに、小学生くらいになって、急にコンテストやテストで比較され恥ずかしくなって「歌う」「踊る」「絵を描く」ことをやめてしまったのです。
だから、幼児の頃は、その脳みその部分が活発に活動していたはず。
だけど、大人の階段を登る途中で、それにフタをしてしまった。
あんなに小さなウクレレをちょっと触っただけで、どこか懐かしいあの感じ、久しく感じていなかった、あのワクワク感が蘇る。
一番カンタンで一番小さくて歌が歌えるエコ楽器「ウクレレ」だから、やってみようと思った。試してみようと思った。
結果ゴチャゴチャになりながらも、楽しくてワクワクな、あの部分が、また活性化してくる。
楽しいですよ。
ありがとうございました。