2018/03/07
いろんな指示が書いてある台本を見ながら演技をする俳優さんや女優さんを、見たことがありません。
たくさんのいろんなスタイルのダンサーと知り合いですが、踊りのカンペ?というか指示書?みたいなものを見ながら踊っているダンサーを、見たことがありません。
フィギュアースケート選手の演技でも、サルティンバンコでも、もちろん、何にも見てない、近所のおばちゃんたちがやってる趣味の日本舞踊やってる方も、見てない。
もちろん、きっと練習の時には、お手本というか、カンペというか、指示書みたいなものを見ながらやっているけれど、しっかりと覚えて、自分の中に落とし込んで、自分なりの解釈を取り入れて、オリジナルのものにブラッシュアップさせている。
ガズの知り合いのヒップホップ系でもPOP’inというロボットダンス的なダンサー達に関しては、そういうカンペ?指示書的なものさえなくって、本当、ただ、頭と身体にひたすら記憶させていってた。
イメージを体に覚えさせていく、みたいな感じで、かっこよかった。
そもそも、皆さん、どうして、ウクレレやろうと思ったでしょうか??
なんで音楽やってみたいと思ったのでしょうか??
「家族で子供と公園とかで一緒に歌ったら素敵だなー」とか
「大好きなハワイのビーチで夕日を見ながらウクレレ弾けたらなー」とか
「大好きなあの曲を自分で演奏して歌ってみたかったー」とか
「ずっと続けられる素敵な趣味を持ちたかったー」とか
いろんな動機があるでしょうけれども、突き詰めれば「今よりちょっと豊か」になれるんじゃないかなーって思ったということにつながってくるのでないでしょうか?
では、「家族で公園とかで一緒に歌ったら素敵だなー」って思ってたのに、弾くこと、8ビートの練習に、楽譜に没頭してて、公園にいることも忘れて、その豊かさを感じられますか?
「大好きなハワイのビーチで夕日を見ながらウクレレ弾けたらなー」って思ってたのに、夕日とかビーチとか、そっちのけで、楽譜ガン見してたら、その豊かさを感じられますか?
楽譜って、他のことで言ったら「台本」であり「カンペ」であり、誰かからの「指示書」ってことになるんだと思うのです。
で、豊かさって、きっと「台本・カンペ・指示書」通りにできたらって、感じられるものではない。
そういうところではない、別のところに、あるものだと思うのです。
だから、ガズは、いつも言います。
楽譜を見て、もちろんオーケー!
でもね、ずーーっと釘付の「ガン見」は、やめましょ~。
では、どうすればいいか??
だから、最終的には、俳優さんやダンサーのようにまるまる覚えたいとこだけど、まずは楽譜をちょこちょこ見ながら、いろんなことに気がつきながらやるのがいい。
自分が、今、この瞬間、何を見てるか?どこを感じてるか?どこで演奏しているか?
家族の前なのか?ハワイのビーチにいるか?リビングルームか?仲間の前なのか?一人で自分に向けてるのか?太陽の下なのか?天気はいいのか?太陽は出てるのか?雲は動いているのか?もう、そんな、たわいもないこと。
そんなことに「あ、今、いい感じだなー」って、気がつきながら演奏したらきっと、いい。
いつもの日常生活だって、そんなことに気がつきながら、感じながらだったら、素敵。
音楽・踊り・お芝居、そんな表現の豊かさって、きっと「台本・カンペ・指示書」通りにできたら感じられるものではない。
そう、人生の豊かさだって「台本・カンペ・指示書」通りにできたら感じられるものではない。
誰かの指令・正解の通りではなくて、それを自分でどう受け止めて、自分で感じて、発信して、自分で作り上げてゆくこと。
これから、自分の人生を豊かにするために、どういう「表現・アウトプット」を選びましょうか?
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