2018/12/08
真っ赤っかなクリスマスツリーとウクレレと自由
ウクレレの質問で多いのが「この曲はどんな弾き方が、あいますか?」
アルペジオ、8ビート、16ビート、ルンルンビート、弾き方とか、リズムのバリエーションはターークさんありますから、皆さん、迷うというか、正解を知りたいような、そんな感じ。
ズバリ、その答えは、こうです。
なんだっていい!
全て「自由」です。
ものすごくゆったりしたバラードを、ノリノリで弾いてみるのもいいし、ノリノリの曲をポロポロとゆったりアルペジオで奏でるのも、いい。
最初はゆっくり優しく初めて、途中から盛り上げてきて、最後は16ビートに移り変わってもいい。
もちろん、原曲の雰囲気をそのまま再現するのだって、いい。
つまり、何やってもいいんです。
テストがあるわけではなく、私の評価だっていらない、誰がなんと思おうが、自分が素直に「あ!これいいじゃん!」というものでいいです。
かっこいい演奏は、人に決めてもらうのではなくて、自分で決めるんです~
小学生の子供達が参加するぬりえコンテストの作品を見ていて、すごく考えさせられました。(ここでは「コンテスト」と名が付いてますが、、、。)
その作品を見るとクリスマスツリーを、まあ、俗に言う、普通に、そのまんまのイメージで塗る子と、真っ赤っかや、どピンク、真っ黄色に塗りたくる子。
いろいろいるんです。全部違う。
ぬりえというのは、ラインでその外枠だけが描かれていて、そこに、自分の好きな色を、どんなでもいいから「自由」に塗る遊び。
なーーんにも、縛りがなくて、好き勝手に塗りっていいとなれば、木はピンクでもオレンジでもいい。緑じゃなくてもいい。
「木は緑だ」っていう既成概念なんか、ドカーーントぶっ飛ばして、ピンクや黄色を塗りたくる。
黒いガイドラインなんか、完全に無視して、自分で新たなキャラを描いていっちゃう子もいる。
場合によっては紙をちぎっちゃったり、穴をあけちゃう子だって、どこかにいるかもしれない。
それでも、いいんです!
こういうことは、答えあわせじゃないから。
その人がやりたいように、自由に、それを、そのままやってみるということだから。
制約は何にもない。
「見た通りに塗らなければいけない」
「原曲の通りに演奏しなければいけない」
「誰かの要望通りにやらなくてもいい」 「答えに寄せなくてもいい」
いわゆる「既成概念通り」で、見た通りをそのままに塗るのでも、そのまま似たように演奏するのでも、もちろんいい。
ただし、それがその人にとって、一番やりたくて、かっこよく見えてるなら、の話。
でも、本当に、なにやったっていい!!!そんな気分になったら、いろいろ試してみればいいですよね?
考えてみれば、私たちって、答えが決められていて、正解ありきの教育しか受けてこなかったから、仕方がない。
でも、これからは、正解は、自分で決める時代に突入しました。
だって、私たちが今歩いている人生に、決められた答えは、ない。
それを、いいものだった、それはダメだったよね。と、言ってくれる人も、いるわけがない。誰にも判断できない。
自分にしか、わからない。
だから、そういうトレーニングに「音楽」を取り入れるといいですよ。
つまり、答えはないのだから、自分が「あ!おもしろうそうだ!」「やってみよう」と思ったことをやる。演奏する。塗る。いく。はしゃぐ。
それが良かったか?悪かったか??その評価も、自分でするのですから。
だから、自分はどんな正解がいいのか、それをいろいろ試して、ピンクや黄色に塗ったりして、試しながら、進む。
違うなーと思ったら、またやればいい、違うことすればいい。
真面目だって、既成概念のままだっていい。
何を選んでも、自分が喜んでいい気分なら、それが正解!
なんだっていい!何やったっていい!
自由だから。
ありがとうございました。
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