音楽を演奏する時、ほとんど、だいたいの場合、バンドでもピアノでもギターでもウクレレでも、コードの上に、メインのメロディーが乗っかっています。
「コードを覚えましょう」「このコードは弾くのが難しい」「コードの響きがいいね」「コード進行がかっこいい」
音楽知識を持った方などは「コード」の概念というか、どういうものなのかはわかっているのだと思いますが、
ほとんどの方は、何気なく、なんとなく、ふんわりと「コード」という言葉を使っているのではないかと思います。
さて。コードって一体なんでしょうか??
これをネット検索してみますと、某大企業「ヤ⚪︎ハ」さんのページが出てきました。こんな感じ。
**************************
I-3. 和音(コード)
三和音は、音階の上に3度で積み重ねられてできています。それを順に、I(いち度)の和音、II(に度)の和音と呼びます。
**************************
+:・:。:!、>:『」|~=???
わたし、実は、楽譜も読めないし、音楽理論も、知識も、ゼロなんです。だから全然わからない。
でも、音楽の第一線で、いまも昔も、ダイナミックに活動していると自負があります。出身校はロック学部ライブハウス科卒というところでしょうか。
ということは、音楽ってよくわからないけれど、とても大好きでやってみたくて興味があるという皆さんと同じような知識なのです。
でも、コードとかよくわからない自分が「音楽」出来るわけがないよーとか、見当違いな思い込みをしてはいけません!
皆さんと同じくらいの音楽知識のガズが「コード」って何??という疑問にお答えいたします。
ウクレレ教室ガズレレでは初心者の方にいつもこのガズレレ式カンタン「コードってなに?」をお伝えしています。それは、ずばり!
「コード」は野菜です
????????説明します。
まず最高にシンプルな、ロックの定番の、いわゆる「3コード」 C- F- G で例えてみましょう。
Cはジャガイモ。
Fはニンジン。
Gは玉ねぎ。
とします。では、この3つの野菜で、なにができるでしょうか??
こう質問すると、だいたい「カレー」!!!でもそれだけじゃない肉ジャガだって鶏肉の中華炒めだってクリームシチューだってポトフだって、その3つの野菜を使いますよね??
ですから、ジャガイモ玉ねぎニンジンという野菜を見ただけで「カレー」と決めることはできません。
では。なにがその料理を決定付けるのか?
それは、カレー粉なのか、お醤油なのか?鶏ガラスープかブイヨンか、、、つまり、味。
これを音楽で言えば「歌」やメロディー=主旋律だということ。
だから、楽器でコードだけを弾いていても、メロディーや歌がなければ、何が出来るのかわからないわけです。そんな曲なのか掴めない。
だからガズレレでは、必ず「歌いましょうー」という流れ。
そして、それこそ、コードって星の数ほどある。どのコードを使うかは、作曲した人のセンスというか感覚。
これも、料理と同じです。
家庭のカレーはジャガイモ玉ねぎニンジンだけで十分美味しいですが、プロの=商売でやってらっしゃるカレー屋さんは、プロのセンスで野菜やスパイスなどを使う。
コリアンダーやセロリやパクチーやカルダモン。これって、素人が使うには難しいものですよね?
コードも全く同じです。
音楽のプロが、隠し味みたいに、深みとコクの出る、旨みの出る、難しいコードを使って素人には出せない曲の世界を作っているわけです。
それを、料理でも音楽でも、初心者がそのまま使いこなそうと思っても、だいたい、マズくなる。
まずは、しっかり「ジャガイモ玉ねぎニンジン」の使い方を覚えてから、その家のカレーに独自に入れる野菜、例えばナスやキノコのように、少しづつ、自分で使える野菜のように「コード」の使い方をおぼえていけばいい。
もっと言えば、プロになるコトとを目標としていない方は、難しい野菜なんか使わなくたって全然オーケーなんですよ!!!!
だってジャガイモ玉ねぎニンジンの家庭のカレーは、逆にプロには出せない、それはそれで、最高の味なんですから!!!!
だから、難しい隠し味や、飾りや、演出や、香りなどを、ぜ~~~んぶ取っ払って、ひんむいて、最低限の簡単なコードや野菜にしてしまって、
その分のエネルギーを全部「歌」に注ぎ込むのが、きっと、たのしい。
難しいコードに四苦八苦しているのは、家庭の音楽では必要ないと思います。
大好きな曲を、気持ちよく歌えれば、豊かに毎日生活出来るのですから。
「音楽」を簡単にすることがウクレレ教室ガズレレのおおきな役割。
レッスンでも、YouTubeでも、どんな曲でも、ひたすら、簡単にコードをアレンジしています。
音楽始めるなら「ガズレレ」で。
ありがとうございました。