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GAZZLELE

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2015/04/15

思ってもいない副産物とカンニング

ガズレレでウクレレの練習するときに独自の簡単な楽譜を用意します。
  用意したコピーをお渡しするときもありますが、私のノートに書いてある曲を手で書き写すときもよくあります。   それぞれの方のノートにボールペンなどで書き写していくと、書き間違えたり、収まりきらなかったり、歌詞を書くスペースを見込み違いしたり   「あーもう一回やりなおそう!」などと、また一から書き直すという場面によく出くわします。   そして、書き直すと決め、今度はよく確認しながら、、、、あ、また間違えた!   これは私自身もよくあることなのですが、こんな光景を見ていたら小学校の時に見たタイトルもわからないマンガのストーリーを思い出しました。   ちょっとやんちゃでアウトローで、あしたのジョーの矢吹ジョーに似た感じの小学生相手の塾の先生が主役。   まるで友達のような小学生の生徒が何人かいて、今度テストがあるけれど全然自信なくて困り果てている子供がいました。   するとそのジョーは事もあろうに「よし!カンニングしよう」などといい、その生徒にカンニング用のネタを考えさせます。   その子が数式?年号?カンニングのネタになりそうなそんなものを、すごく小さく紙に書いて小さく折りたたんで持ってきます。   ジョーはそれを見て「そんなに小さかったら、紙を広げるのに苦労してバレちゃうんじゃないか?」と他のアイデアを求めます。   今度は消しゴムのカバーに隠れた部分に小さく書き込みますが、ジョーは「こんな字ではテスト中に読めないぞ」   少年はいろいろカンニングのアイデアを考えてはジョーに見せますが「こんなのバレちゃうよ」とダメ出しばかり。   そして、徐々にテストの日が近づいてきますが、少年は勉強は一切せずに、ばれないカンニング方法ばかり考えているだけですので焦ります。   そして、試行錯誤を重ね、なんとか最高のカンニングネタを完成させたのでした。   テストが終わって少年は帰ってきます。   ジョーが「よう!テストどうだった?」と尋ねると   「せっかくカンニングできるようにバッチリ用意して行ったのに、もう何回も何回もカンニングのネタを書いてきたから知らないうちに覚えてしまって、何も見ずに全部答えが分かっちゃったよ!」   ジョーは初めからそうなることが分かっていたのでした。   こんなストーリーでした。   何度も書き写しているうちにコードや歌詞も覚えてしまうかもしれません。   全然興味もないような面白くもない仕事をずっとしているうちに、その後の自分にとって大切なものを獲得しているかもしれません。   レストランの仕事に就いたのに会計や接客を覚えたり、音楽をやっているうちに録音技術やパソコン技術が身についたり。   ラクして、サボろうと思っていたら、何かそこに独自の特殊能力が身についていたり。   ひたすらサッカーに打ち込んでパスやドリブルの練習をしているうちに、人とのコミュニケーション術を獲得したり。   うれしい副産物。   知らず知らずのうちに、自分のものになっていることがあるかもしれません。   Aだけをやっているつもりが、Bも身についている。   今の日常を続けていく副産物として、これから何が起こるのかもとても楽しみです。   ありがとうございました。

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