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2015/04/09

いつもの当たり前に気をつけよう〜

普段生活していてあまり気にしてもいないようなものが何かのきっかけで目に入るときがあります。
私は時間があると近所の公園をウォーキングしていて、そこにある巨大な1本の木が好きでよくそこに寄りかかってボケーっとします。
  私が病気のリハビリとしてフラフラでウォーキングを始めたとき、その大木を見て「この木からエネルギーをもらおう!」と抱きついたのがきっかけで、それから歩くたびに、前を通過するたびに抱きついて寄りかかっている仲の良い木です。   いつもの調子でその木に近づいて、ふとその表面の皮を見てみますと、その柄がなんとも綺麗というかまるで誰かがデザインしたのでないかと思うような完成度?の高さに驚かされてしまいました。   グレーと白と茶色とラクダ色が曲線で交わりあって綺麗な模様を作っています。   もう何年もその木を見ているはずなのに、そこをまじまじと見たことはなかった訳です。   これは誰がデザインしたのかな~自然はすごいや~。   見ているようでも見ていなかったということ。   私たち夫婦はハワイが大好きで、行くたびあの気持ちの良い風を浴び綺麗な海を眺め太陽を浴びワインを飲んでリラックスします。   そして滞在中はあらゆる時間に空を見ています。ハワイの空の広さと美しさを満喫します。   朝焼けの紫色、昼間の冗談のような青空、もくもくダイナミックな雲、オレンジの夕日と日が沈んだ直後の青いグラデーション。   その瞬間だけ、そこにたまたま居合わせた者たちだけが体験出来る美しい空。   二度と同じ空は見られない自然の演出に魅せられてしまいます。   本当にハワイの空は美しいのです。   それがきっかけで日本の空を眺めるようになりました。   意識して眺めているとハワイにも負けないくらい美しいことに気がつきます。   面白いことに日本にもずっと空はあったのにハワイの空の美しさを知ってから、日本の空の美しさも目が行くようになりました。   考えてみれば日本の空だって、その瞬間だけ、そこにたまたま居合わせた者たちだけが体験出来る空であり   二度と同じ空は見られない自然の演出なのです。   ここにも、見ているようでも見ていなかったということ。   想像ですが高層タワーマンションにお住いの方は、毎日大きな空を眺めているのでしょう。目の前には大空が広がっていて、いつでも空を見られる場所。   しかしながら都内に住むほとんどの方は、かなり意識しないと大空を日常で眺めるのは難しいと思います。   私は近くの公園に行けば凄く開けた運動場があって天気が良ければ大の字で寝っ転がって流れる雲と青空を眺められます。   都市ではマンションやビルがそびえ立っていて、どこまでも続いていくような空の広さと美しさは見られませんので、ビルや都庁や東京タワースカイツリーなどに向かうことになるのでしょう。   ここでも、いつも暮らしの中にある青空を私たちは見ているようで見ていなかったのだなと感じます。   見ているようで見ていなかったということ。   いつも身の回りにある当たり前の物事は、自分ではしっかりわかっているようでも、案外そうではないかもしれませんね。   いつも身の回りにある当たり前の物事は、大切だと思っていても意識しなければ見ていても見ていないことになってしまいます。   私は妻のことを愛していて「愛してる」「大切だ」と毎日伝えています。私の持論は愛は動詞ですので、言葉だけではなく色々な手段で。家事雑用ゴミ捨ても進んでやりたいし、お出かけしたり晩酌したり。   この楽しい生活をずっと楽しんでいたからです。   一緒に住んでいるからといって、そういう言葉や行動で伝えていないと見ていないことになってしまうと感じるからです。   そして大切なものに大切だと伝えるのは、面倒なことでも照れくさいことでもなく、とても楽しいこと。   好きなもの、好きなひと、好きな趣味、やりたいこと、大切な事、好きな時間や空間。   これらに自分の時間とエネルギーを使わなければ一体いつ使うのでしょうか?   ここにいてください。人でもモノでも行為でも、あなたの居場所はここですと伝えたいし自らも感じていたい。   お仕事でも人間関係でも同じことだと思います。   いつも一緒にいてわかっているようでも、ただ一緒にいるだけかもしれません。   いつも一緒にいても無視するという行為はその相手の居場所を奪っていることだと思います。   自分の居場所がないとうことは楽しくないものです。   いつも一緒にいないなら、なおさら分かりにくいと思います。   あの大木が自分にとって大切ならしっかり見て触って存在を確かめ、青空が好きならばいつも空が青いのを確認して存在を確かめる。   大木も青空もいつでもそこにあリ続けて自分を見守っていて欲しいから。   大切な人がいるなら一緒にいて、会って、会話をして、ここにいて欲しいと意識する。   大切な家族も、両親も、仲間も、友達も、一緒にいて、会って、会話をして、ここにいて欲しいと意識する。   大切な楽器があるならいつも触って弾いてメンテナンスして、ここにあって、いい音を出して欲しいと思う。   大切な車があるならいつも洗車して点検して運転して、大切な家なら掃除してメンテナンスする。   そうせずに放ったらかして無視していたら、楽器はすぐに痛み音が出なくなり、人間関係にも車にも錆が出て、木や空など自然との対話の無い無機質な日常になってしまいます。   大切なものが近くにあるから大丈夫と思いこんで無視していると、その存在を認めないことになってしまうかもしれません。   とてもシンプルに大切なことは大切なのだということ。   ありがとうございました。

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