コードって何だかわかりますでしょうか? CとかAとかEとか山ほどありますが、何?と言われると困りませんか? 私のガズレレで初めての方にウクレレを教えるときにコードの存在を説明します 楽器や歌など中学生以来初めてという方にとってはコードってなに??なのです。 ガズレレスタイルではコードは野菜 C は人参。 F はジャガイモ。 G は玉ねぎ。 玉ねぎとジャガイモと人参があれば様々な種類の料理ができますよね。 和洋中どんなジャンルの料理でもこの3つの野菜があれば カレー、肉じゃが、シチュー、ポテトサラダ、ポトフ、豚汁、ジャガイモ中華炒め、いろいろな料理ができます。 野菜の大切な味の要素が混ざって一つの料理ができるように 音の大切な要素が混ざって一つの曲ができています。 和洋中どんなジャンルの料理ができるように、どんなジャンルの曲でも出来る基本。 少しオシャレな響きの7thコードなど入れると曲はおしゃれになります。 例えば G は玉ねぎなので G7 はムラサキ玉ねぎ。オシャレ。 野菜を選んで料理をするように、メロデューに合うコードが選ばれて音楽は作られているのです。 こういう考え方でコードを理解していくと、いきなり音楽が身近になってきます。 自分の思っていることを歌詩にして、おぼえた幾つかのコードで歌えばあなたのオリジナル曲の完成です。 そして身近になったその感覚で自分の大好きな曲のコードを拾ってみると これがまたびっくりするくらい簡単なコード進行だったりします。 もちろん大変難しい曲もありますが、実は音楽にはキーというものがあります。 カラオケでキー上げてとか下げてとかいう、あれです。 ウクレレでは Cのキーが都合が良いので歌いたい曲をCに持ってくれば簡単になります。 あともう一つ、 コードを弾いて歌を歌わなければならないということです。 今度はコードを布に例えます。 Cは黄色い布 Fは青い布 Gは赤い布 それだけがあってもただの布なだけですが
そのさまざま色の布を「歌」という一本の白い糸で縫って、繋げて、一つの物体にしていくように コードを「歌」という糸で紡いで一つのモノにしてく。 ロマンティックですね。 もちろん音楽を突き詰めて深く掘り下げていくのには色々あるでしょう。 しかし最初の一歩でこんなイメージを持っていただけたら楽しくワクワク音楽を自由に感じられると思います。 実は最初に書きたかったことはだいぶズレてしまいました。 言いたかったことは、良い曲は案外簡単なコードで出来ているように 心に響いた言葉や、人生を変えるような出来事というのは案外シンプルで難しくないようなことだなと書きたかったのです。 「シンプル」が良いですね! 何でもかんでも難しいと思えば難しい 簡単だと思えば簡単 ありがとうございました。